眺めのいい山頂でおでんを食べよう@根本山


今回は群馬と栃木の県境にある根本山と熊鷹山で遊びました。
二つとも栃木百名山にも選ばれる素敵なお山。

trippiece登山チームメンバーは北関東と都内の方が多いのです。
なるべくみなさんの行きやすいお山で開催しようということで、今回はここを選びました。

下見の日は、根本沢から入り、根本山~熊鷹山と駆け抜け一度下山、再び中尾根を根本山まで登りました。
開催される前の週にこの山で遭難騒ぎがあったので、下見も念入りになります。
山の遭難といえば、冬山や高い山で起こるものというイメージがありますが、意外と町の近くの里山でも起きているのです。
遭難の6割ぐらいは道迷いが原因。

里山は地形が複雑なので意外と道迷いしやすいです。
みなさんもコンパスと地形図は使えるようになって安全な登山を楽しみましょうね。

実は下見の日の夜は、今回の集合場所「桐生」が地元のさくらちゃんと桐生名物の釜飯を食べたのです。美味しかったー。

1日目は尾根の道。

根本山の頂上までひたすら急傾斜を登っていきます。
登山の基本、登りの歩き方を体感するためにはとてもいいコース。

それぞれの人にそれぞれの楽な呼吸のリズム、足運びのリズムがあります。
自分のリズムを意識しながら登ってもらいました。

自分のリズム、見つかったかな。
見つかると、随分と楽に登れるようになるのです。

山頂に着くと風が強くさすがに寒い。

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みんなにおでんはどこで食べたいか聞いてみました。
風が避けられる比較的暖かい場所と、眺めが良いけど風が強いところ。

風が避けられる場所が賛成多数でした。
根本山から少し下ったところに昔は神社があった場所があります。

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そこでおでんを食べることにしました。

早速、おでんを温めます。
温まったか確かめるためコッシーにおでん汁を飲んでもらいました。

「あ~~~~~~っ」

コッシー叫びました。

「うま~~~い」

え、そんなにですか。
みんな、試しに飲んでみました。
みなさんテレビの食レポばりのリアクションを素でやっておりました。

寒いところで飲むおでん汁はやはり最高です。
冬は自販機で売るべきだとの声も出ておりました。
飲料メーカーの方、是非、ご検討くださいまし。

「おでん、あったまったよー。」

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競うようにみんなおでんを食べます。
大家族のよう。

餅巾着のことをイソギンチャクと言い間違えたり、
それぞれのおでん種は一人いくつ食べられるんだとか。
もう大変。

それにしても、山で食べるおでんは旨いですなぁ。
ゆっくり食べていたら、いつのまにか随分時間が過ぎてしまいました。

ここから熊鷹山までは平坦な道、葉っぱも落ちてすっかり冬支度の雑木林。
サクサク歩いて進みます。

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熊鷹山には展望台があります。
そこからは栃木県と群馬県の山並みが360度の展望で楽しめます。

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日光の男体山の方はもう雪化粧。
雪山の季節の到来に僕は心を踊らせました。

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熊鷹山からの下りは少し迷いやすいです。

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昨日、通った道ですが、念入りに地形図とコンパスで現在地を確認しながら下っていきました。

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山を降りたら温泉へ。
桐生温泉湯ららに行きました。
浴槽もいくつもあるし、サウナも広いし、芯まで温まりました。

温泉後は仕事帰りの桐生観光大使さくらちゃんのご案内で、群馬名物「おっきりこみ」なるものを食べに。

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僕も初めて食べたのですが、これ旨いっす。
群馬県のソウル味付け「甘じょっぱく」煮こまれた幅広うどんとお野菜や山菜がたっぷり。
何よりそのボリュームにびっくり。

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8人で伺ったのですが、注文したのは4人前。
それでも充分にみんながお腹膨れる量だったのでした。

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おきりこみを食べたら、カワセさんとハルさんを送りに新桐生駅へ。

電車を待つ間に桐生駅で今日の感想をみんなでシェア。

ハルさんとカワセさんを送ったら、本日のテント場へレッツらゴー。

本日のテント場は渡良瀬川沿いの広場です。

ここで放浪のテントスナックふじこ&ふみこが開店。

前回の大マテイ山でみんなが持ってきてくれたボトルがありました。
泡盛、日本酒、芋焼酎と揃い踏み。
トモさんは体調悪くて夜帰宅したので、
コッシー、ふじこ&ふみこ、僕の4人で3本を空けてしまったのでした。。。
妖怪「ぜんぶのみ」に取り憑かれてしまったようです。

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皆様も妖怪「ぜんぶのみ」にはお気をつけて…

2日目

今日の朝から参加メンバーは地元さくらちゃんのみなので、
集合時間と場所を変更し7時にこのテント場にしてもらいました。

7時にはテント場を出発するつもりだったのです。
なので起床は5時を予定しておりました。

しかし、起きたのは6時…。
5時にアタクシ起きれませんでした。どうやら飲み過ぎてしまったようです。

慌てて朝ごはんを食べ、

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テントを片付けて、
朝帰りのコッシーとサヨナラして、登山口へ向かいました。

今日のコースは根本山に沢から登る道。
いにしえの山岳信仰で使われていた道。

昔の日本では、山は沢から登るのが普通だったという話を聞いたことがあります。
沢には、山菜がありました。魚がいました。
山の豊かな恵を受けながら登ることができました。
地図のない時代、計画が立てられませんから、沢で食料を調達しながら登るのが最も合理的な山登りの方法だったのでしょう。

ヨーロッパの山は基本的に雪と岩の山なので、尾根から登ります。
沢から登ると雪崩の危険もありますし、落石のリスクも高い。
標高も高いので山菜や岩魚などの命の匂いもありません。

日本で山を尾根から登るようになったのは、きっとヨーロッパの方が近代登山を持ち込んでからではないでしょうか。

 

沢のせせらぎを聞きながら、急な斜面を少しだけ削った細い道を進みます。
たっぷりの落ち葉に埋もれてほとんど道は隠れています。

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沢を何度も渡ります。

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差し込む光が沢を照らして眩しい。

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山の懐に入っていくと、段々と神々しさを感じさせるゴルジュに入っていきました。

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廃れた道標と石仏が目印、ふと見上げると崖の上にはお社がありました。

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ここからは鎖場の連続です。

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さくらちゃんにはアルパインハーネス、
ふじこ&ふみこにはスリングで作ったチェストハーネスをつけてもらいました。

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怖くなったら鎖にカラビナをつなげて、安全確保するためです。

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みんななら余裕で登れるところだとは思いますが、慢心が一番の事故原因ですからね。
慎重に慎重に行きましょう。

朽ちかけたお社には鐘が吊り下げられたお堂もありました。
鐘を鳴らしてお祈りしました。

鐘の音が自然の中に吸い込まれていくまで、目を閉じてずっと手を合わしていると、
鐘の音と一緒に僕等の心の乱れも自然の中に吸い込まれていくような気がしました。

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鎖場が終わって少し下って、また少し登ると根本山の山頂です。

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今日は沢の雰囲気をゆっくりと味わいながら安全第一で登ったので、
山頂でおでんを食べて、ここから中尾根を下りました。

中尾根をサクサクっと下って、また温泉湯ららへ。
温まったら、
またも桐生観光大使さくらちゃんのご案内で、群馬名物「ソースかつ丼」を食べに行きました。これまた美味かった~。

膨れたお腹を抱えて、山での再会を誓い、それぞれの道へと戻ったのでした。

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■trippiece【公認】登山チームについての詳細はコチラ


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