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入笠山 雪山登山 ~ 足を取られながら初めてのスノーハイキング ~


ゴンドラから降りたら吸い込まれそうな青空の下に雪化粧した八ヶ岳連峰が…!

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雪山の景色は夏山より好きです.

冬は空気が澄んでいて,遠くの山稜まで見渡せるし,静かでとても落ち着いた雰囲気です.

でも,冬の登山には他の季節とは全く異なる美しい景色や厳しさが共存しています.

今回は雪山で遊びながら安全な雪山登山の楽しみ方を学んできました.

 

参加したメンバーは,

しょうごさん,じゅんじ,もーりー,ゆうちゃん,D作,みやさん,岳さん(CL),すなさん,ズッキー,めっしー,ふみさん(SL),ダブりん,めぐたん,さやちゃん,ともさん,ぼんぬ,ゆかりん,そして…僕(まるちゃん)です.

 

初めての雪山登山に選んだ舞台は,長野県の南アルプス北端に位置する標高1,955mの入笠山.

冬は富士見パノラマリゾートのスキー場から登山することが可能で,初心者向けの雪山登山を楽しめます.

 

メンバーは朝7時に八王子駅または高崎駅に集合し,車で富士見高原パノラマリゾートへ向かいました.

実は,当初の予定では10時に集合だったのですが,3時間早めて7時に変更しました.

1日目に雪山講習,2日目に雪山ハイキングの予定でしたが,1日目の方が天気が良いことが前日から分かっていたので予定を逆にしました.

前回の雲取山でもそうでしたが,天気に合わせて臨機応変に登山計画を変更することで,「今回は良い眺望が望めないなぁ」と思っていた登山も楽しめるようになるんですね.

 

といった事情で僕は八王子駅に向かいましたが,そこに集まったメンバーを見てビックリ\(◎o◎)/!

雪山装備を揃えている人,しっかり防寒対策をしている人など,みんな山に向かう心の意識が変わってきたなって感じました.

 

みんな集まったところで出発!車の中では雪山で何がやりたいかLINEグループで話し合いました.

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ツッコミどころ満載(笑)

冷静に会話を眺めていると,ぼんぬが突然,雪合戦公式ルールを送ってきました.

まさか次の日,雪上であんなに熱い戦いが繰り広げられるとはこの時誰も予想しなかったでしょう.

 

楽しく会話していたらあっという間に富士見高原パノラマリゾートへ着きました.

登山ができる格好に準備をしてからいざゴンドラ乗り場へ.

その前に皆でスノーシューをレンタルしました.

これがスノーシューです.

接地面積が広くなり,雪に埋まらずに歩くことができます.また,疲労を軽減すると共に歩行スピードも上がる便利な道具です.

 

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意外と簡単に装着できました.早くフワフワな雪の上を歩きたい!

スノーシューのサイズも合ったところで恒例の自己紹介タイム.

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ゆうちゃん,すなさん,ゆかりんは3週連続の登山,しょうごさん,ぼんぬ,もーりーは5週連続の登山だったようです.

そんな僕も4週連続でした.

みんな山が好きですね.

 

長くなりましたがやっとゴンドラに乗ります.

当たり前だけどスキーとボードのお客さんが圧倒的多数でアウェー感はありますが気にしません.

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ゴンドラから降りたら冒頭の写真のようにコバルトブルーの空の下に堂々と構える八ヶ岳連峰にテンション上がりまくりです.

 

みんなでコースの確認をしっかり行い,初めてのスノーハイキング開始!

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いきなり登山道を外れました(笑)

登山道の無いルートに踏み込むのは少し勇気がいるけど,自分でルートを見出して行動することは,これから何年も山と付き合っていこうと思っている僕には必要なことなのかなって思います.

自分でルートを拓く判断をした経験があれば事故や道迷いに遭った時に臨機応変に対応できます.

そしてなにより今まで登山道から見ていた山とは異なる景色が見えるんじゃないかなってワクワクしています.

 

少し歩くと入笠湿原の斜面が現れました.

結構急な斜面なのでそり遊びをする子ども達はとても楽しそうでした.

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ここでは岳チームリーダーから雪上での歩き方を学びました.

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・斜面での登りは爪先を雪面に蹴り込むことにより安定した足場を確保する.

・斜面での下りは雪面に刺さるよう踵を水平にして雪面に踏み込む.

足を高く上げ,両足の間隔を広く,そして歩幅は小さく歩くことは一朝一夕では身に付かないなと感じました.

訓練あるのみです…!

 

やっとスノーシューの出番がやってきました.

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ふかふかの雪の上で遊びまわるぞー!と思っていたらいきなり急斜面が待ち構えていました.

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もちろん登山道ではありません.そもそも今回はほとんど登山道は歩きませんでした.

正直,この急斜面でスノーシューはグリップ力が弱くて歩きにくかったけど,平坦地だと浮力が大きく,深雪の上でもズボッと埋まらず楽しく歩くことができました.

雪の深さがひざ以上になると歩くのがつらいし,雪の下の状況が分からないので不安です.

雪の深さがひざ上ならスノーシューやワカン,雪の下の状況が分からない且つこの先の状況も分からないなら早めにアイゼンを装着するなど,状況に応じた対応を的確に実施できるようになりたいです.

やっと視界が開けました.山頂まであと少し…!

このくらいの積雪でも結構足を取られるものなんですね.

スノーシューを履いていても疲れます(;^ω^)

そして…

入笠山の山頂(標高1,955m)に到着!

八ヶ岳・富士山・日本アルプスを見渡す360度の大パノラマビューに感動です!

富士山

美ヶ原

八ヶ岳

北アルプス

甲斐駒ケ岳

見るのも良いけどやっぱり登りたいです.今年の夏が本当に楽しみです.

(その為には読図と天気図の勉強を頑張らなきゃ…)

集合写真も撮りました.みんな良い笑顔です.

気持ちよさそう(笑)

 

さて,下山後は素敵な古民家で恒例の宴です.

さやちゃんの誕生日も近かったので一緒にお祝いしました.

みんなが山に登ろうと思ったきっかけも聞けて楽しかったです.

 

2日目は岳チームリーダーの雪山講習会を開催しました.(写真撮ってなくてごめんなさい)

アイゼンや冬山用登山靴など,道具紹介の後に,みんなで雪山の魅力やリスクについて話し合いました.

雪山の魅力

・空気が澄んでいて景色が綺麗

・霧氷や樹氷など,雪と氷の造形が目を楽しませてくれる

・とても静か

・装備がカッコイイ

雪山のリスク

・凍傷,凍死

・雪崩

・踏み後が無いと道に迷う

・日が短い

等々,沢山出てきました.

 

雪景色は綺麗だけど,やっぱり寒い!そして,雪で道が分からなくなる!

滑りやすいから滑落の危険性もあるし,現在地を把握する読図の知識が必要など,経験や技術の質が夏山に比べて上がるところに冬山登山の難しさがあると思います.

日没が早いので余裕のある計画,登山道の状況や雪崩が発生しやすいかなど,事前調査も大切だと感じました.

 

雪山講習会の後はみんなで近くのキャンプ場でハイキングをしました.

ここでは大人だけの雪合戦!この歳になって雪合戦をする日がまた来るとは思わなかったです.

童心に返った気分でとても楽しかった!

ゆうちゃん勝利の舞!(裏切ってごめんね笑)

 

~感想~

「雪山には絶対行かない!」と思っていましたが,これから先何十年も山と付き合っていくのならば,残雪期,積雪期など,四季の山を体験することで山での危険や変化に柔軟に対応できると思いました.

また,雪山は自由にルートを決めることができるけど,もし道に迷っても,地図を読み,地形を読み,最善のルートを見出す.

自分の持っている知識や経験を活かした先には雪山でしか味わえない感動が待っていると思います.

今回の企画では,山登りに必要なこと,そして,大切なことにも気付くことができました.

 

最後に僕が一番好きな写真でお別れです!

今年もたくさん山で遊びましょう!

 

おしまい